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『これからの情判会活動について語り合おう』

『これからの情判会活動について語り合おう』

(平成16年3月1日発行「じょうはん」第244号に掲載)

1月14日(水)上記テーマで討論を実施した。
出席者は時藤、片桐、森田、山縣、矢澤、三槁、榊原、古川の8名でした。
司会およびまとめは運営委員長の古川が行った。

討議内容の要旨を報告します。

1.判断学会東京本部はなぜ発展せずに衰退したのか。その原因を考えてみよう。
(1)普遍性と特殊性
脳力開発や情勢判断学を勉強すると、その人なりの戦略が明確になってくる。すると、
その人の戦略達成に邁進することとなり、最初は勉強会という普遍的な立場からスター
トするが、だんだん、その人の戦略達成という特殊性が強くなり、勉強会からの巣立ち
現象が出てくる。現実に多くの人が巣立っていった。
(2)ボランティア活動、力の結集がしにくい
情判会活動は、それぞれの人が本業を抱えながら、余暇を活用しているボランティア活
動であり、お互いに余裕を作り出しながら、協力しあっている。各人それぞれの事情か
ら協力できる時とできない時が出てくる。その結果、力の結集がしにくい。
(3)自己の利益と他人の利益
かつて多くの人が集まった時にも、他人の利益を考えずに、集まってくる人を利用しよ
うという人がいて、場の雰囲気を壊すケースもあった。
(4)実践行動学が形而上学化
脳力開発や情勢判断学は、実践行動の中で活用されるべきなのに、行動を忘れて、紙の
上の議論になっていなかったか。
(5)城野先生の存在
城野先生がいらっしゃる時は、あらゆる問題について城野先生が鮮やかに方向や結論を
出されたが、城野先生のようなカリスマがいないという現状を、どのように打開するの
か。

2.今後のあり方について
以上のようないろいろな原因あるいは問題点が考えられるが、ひとつひとつできること
から対応していこう。
(1)勉強会のスタート、自ら行動の中で学ぶ
単に知識として学ぶならば、本を読めばよい。自ら考え、他人とも討議をしながら、自
分のものとしていくことが脳力開発的勉強法。本年度の勉強会スタートは、その第一歩
である。
(2)魅力ある会にするには、充実感
他人を連れてきても継続しないという問題があるが、そのためには魅力ある会にする必
要がある。参加している本人に充実感がなければ、他人には伝わらない。まず参加する
本人が充実感を味わえるような会にしよう。

   * * * * * * *

1月例会の後、城野先生の『三人寄れば情判会をつくれ』という論文を見つけました。
かって、城野先生ご存命のときにも、情判会活動が停滞したことがあった。その時に城
野先生が書かれた論文は私たちの活動の原点だと思いますので、参考までに紹介します。    
(古川)

(前略)
情判会(情勢判断学会)は、個人参加による脳力開発と情勢判断の勉強会である。これ
は講師の講議を聞く会ではなくて出発し、発展してきた。会員の1人が報告者となり、
自分が困っている問題、成功した体験等を報告する。それを全員で討議し、その中で脳
力開発の原則をどう具体的問題に適用し、解決してゆくかを修練してゆくのである。す
ぐに結論を出して、その結論を覚えるというのでなく、討論し、分析してゆくことをく
りかえしてゆくなかで、少しずつ、原理を具体的に適用するやり方を会得してゆくので
ある。だから情判会をつくろうというのなら、講師の有無に関係なしにつくればよい。
報告者は会員自身であるから、10人の会員がおれば10人の報告者がおり、1年はそ
れで続く。次の年は人数もふえて、また新しい問題が報告されるようになる。情判会は
自分で勉強する会であって、人に教えてもらう会ではない。

三人寄れば情判会をつくれ

教えに来てくれる人がいるかいないかは関係ないのだから、どこででも、誰でも、会を
つくろうと思うものが集まりさえすれば、情判会の活動をはじめればよいのである。し
かし、たくさん人数を集めてからやろうとすると、なかなかできない。(中略)
そこで提唱したいのは、3人寄れば、情判会をつくれということである。3人くらいな
らすぐ合意がととのって発足できる。発足してしまうと、すでにこの世界に存在を確保
した事物なのである。存在している事物は、自身で発展してゆく力を持ってくる。(中
略)
3人という数は集めやすい。2人だけだと意見が対立したら、それまでで発展のしよう
がないが、3人目が入ると、2つだけの対立でなくなり、もうひとつの切込点が出てき
て、討論がさらに発展するものである。
だから情判会をつくろうというのなら、まず3人集めろ。3人集まったら情判会をやり
出せ。やり出せば、1人2人と新しい参加者が出てくる。はじめた3人の1人1人が必
ず新しい1人を誘ってくるようにすれば、すぐ6人になる。6人がそうすれば12人に
なる。このあたりまではすぐできてくる。
そのうち20人30人となってくると、いろいろの問題が出てくる。会場の問題、会費
の問題、事務局の問題、そうしているうちに、新しい時の刺激がなくなって、出席者が
減ってくる。減らぬようにしようというのでいろいろ工夫をこらすようになる。
こうして、減ったり増えたりしながら発展してゆくものなのである。
「3人集まれば情判会をつくろう」となると、なにも県に1つなどという必要はない。
町々、村々にも、つくってよかろう。遠い距離を出かけてゆかなくても、自分の居住地
域で、勉強する同志をつくっていったらよいのである。それでけっこう脳力開発は発展
させることができる。なぜなら、脳力開発は、人間としてのもっとも基本的な行動をど
う処理するかを学ぶことであり、欧米のえらい学者の学理などを学ぶことではないので
ある。ビジネスの関係、夫婦、親子の関係等々、人間関係の根本が存在すれば、脳力開
発を学ぶ対象があるわけである。材料には困らないはずである。

脳力開発を学ぶという根本原則は必ず守ってゆくこと

会員が増えてゆくと、いろいろな問題が出てくる。
ある情判会は会員が500名にもなってしまった。会員が集まるような会場はなかなか
とれない。そこで、10幾つの分科会をつくり、それぞれの分科会が政治、経済、株式
投資、親子関係、脳力開発の原理、英語、絵画等々いろいろな部門毎の勉強会をもつよ
うにした。これだと各々が2?30名くらいの集まりで、参加者の各人が発言もできる
し、親密度も増す。(中略)
会員が増えてゆくと、もっと増やそうとする。減ってくると、減らすまいとする。そこ
でどうやったら減らずに増やせるかと考える。みんなが面白がることをやれば、人が多
く集まるだろうと考える。ごく自然ななりゆき思考である。酒を飲んだり、歌をうたっ
たり、愉快な旅行をしたりすると、みんなが面白がってたくさん人が集まるだろうと考
えてゆく。(中略)
情判会はもともと脳力開発を勉強するためのものである。ただ人集めにやっているわけ
ではない。酒や歌も人生の楽しみとして、時にはやってもよかろうが、本来の脳力開発
の勉強だという根本を忘れてしまうと、会をつくった意味はなくなってしまう。会員が
増えて大勢人が集まっても、本来の戦略目標が失われてしまっては、意味がないのであ
る。
会が発展するには、面白い話をきかせたらよい。そこで面白い話をしてくれる有名な人
を講師につれてくることに懸命の努力をつくすことになる。(中略)
情判会は、こういう会になってはならない。時には外から講師を頼んでくるのもよいが、
根本は会員が自分で報告をし、討論して勉強する会である。いろいろの楽しい行事をや
ることもよいし、素敵な講師をつれてくることも悪いことではない。しかし、情判会は、
あくまで脳力開発を勉強するのだという戦略中心を離れてはいけないのである。これを
忘れてしまえば、情判会をつくった意味はない。
外部の他人の面白い話だけに頼って会の存続を考えてはいけないのである。人間として
もっとも面白いのは、自分の人生をいかに展開するかというところにあるはずである。
それがあるから、他人の話を参考にしようとなって、他人の話にも興味がもてるし、面
白いということになるのである。自分の人生の根本がなければ、他人の話に興味のもて
るわけがない。
情判会は、この根本の自分の人生を仲間と共に研究してゆくのである。やり出すと、こ
れほど面白いものはなくなるはずである。3人集まれば情判会をつくり、この人生展開
をやってみたらよい。毎回が楽しい集まりとなるはずである。(中略)


会員が減っても、増えても、戦略中心を忘れるな

減ってくると、増やそう増やそうと思ってやっているうちに、人がたくさん来て、会員
が増えることが戦略に変化してしまう。戦略はあくまで脳力開発の勉強なのであって、
人が増えるのは、それが拡大してゆくことだから、戦略の実現には違いないが、増やす
こと自身が戦略になってしまうと、脳力開発の戦略中心が忘れられて、ただ人を増やす
という方にだけ目がいってしまう。そうなった結果は、これまでの経験では、たいてい
失敗であった。人を増やすことに専念したら、人は増えないで減ってしまったのである。
今のところ、世の中では脳力開発の勉強など知らない人、したくない人の方が多数であ
り、主流である。酒を飲んだり、歌をうたったりすることは楽しいという人たちが主流
である。だから人を多く集めるには、その主流にあったことでとなるわけである。しか
し、情判会のひとつひとつは、前に述べたように、多くても50名、ふつうは20?3
0名くらいの方が、報告をしたり、討論したりして、みんなが発言する機会をもつよう
にしないといけない。となると、なにも普遍性の主流に合わなくてもよいのである。簡
単に言えば、脳力開発を勉強したい人が集まればよいのである。だから、脳力開発を勉
強するのだという特殊性の方が、この会の戦略中心にすわることになるのである。(中
略)
脳力開発の勉強は、誰かひとり偉い人がいて、教えてまわらねばならぬというところが
ないというのが特徴である。誰でも自分でできるし、3人も寄れば、いろいろの角度か
ら問題を見て自分で啓発してゆけるし、偉い先生から手とり足とりもらわなくてもよい
というのが、脳力開発の勉強の特色なのである。だから会員の減る、増えるに、あまり
くよくよしたり、ぬかよろこびなどしなくてもよいのである。3人から着実につくって
ゆくことに努力することが、つまりは脳力開発の実践的勉強なのである。人と人との関
係をどうつくってゆくかの、実際的教材にとりくむことなのである。
(後略)
(株)脳力開発センター発行『城野宏論文集No.36-第3項「三人寄れば情判会をつく
れ」』より
紙面の関係で一部割愛いたしました。

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