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『時代の変化と波動について』

『時代の変化と波動について』

サトルエネルギー学会  学術委員長    古川 彰久
サトルエネルギー学会学会誌05年2号掲載(平成17年9月20日発行)

 戦後60年と言われ、テレビで回顧番組が報道されたりしている。それを見たり聞いたりしていると、改めて自分の年を意識させられ、わが国も廃墟の中から良くここまでやってきたなと感慨にふける。一方で、これまでは何とかやってきたが、これからはどうなるのだろうかと不安がよぎるが、年配の人たちは、まあ自分が生きてる間は何とかなるだろうと自分を納得させる。
 バブルがはじけて久しいが、今回の景気循環は明らかに以前のものとは異なっている。経済の問題が端緒になっているとはいえ、単なる経済的な循環で済ませられないわが国の構造的な問題が解決を迫られている。

例えば、日本道路公団の問題など、今でこそ官民癒着として非難されているが、官主導のわが国経済成長の原動力である公共投資を、民に分配する仕組みとして当たり前に行われていたことであり、官が民を育て、それによって国が富むならば、官主導あるいは官民交流が何故悪いという論理であろう。もともと独占禁止法などわが国にはなかったのだ。戦後、資源のないわが国が焼け野原から経済を立て直すには加工貿易しかないと、エコノミックアニマルといわれながら官民挙げて猛烈に頑張ってきた。その過程で欧米先進国から、貿易をするならばルールを同じにする必要があるとのことで、これまでわが国にない欧米の様々なルールを受け入れざるを得なかった。その内の一つが独占禁止法なのだ。いわゆる国際化といわれるもので、貿易立国を唱えるわが国としては避けて通れない課題である。欧米社会は競争を前提とし公平と自己責任をベースにしているから、競争が制約された場合にこれを排除する独占禁止法が必要となる。

一方、わが国の社会はもともと良く言えば協調、悪く言えばもたれあいをベースにし、官主導の体制が取られているから、本来官の裁定が優先し、官は独占的な権限を持っているのだから、独占禁止法などは馴染まないところである。わが国の仕組みですべてがうまくいっているときには、官主導で官民協調し、大いに成果を上げその成果を分け合うことができる。その方式で戦後の急成長を成し遂げてきたといえる。問題はその後である。わが国の官の仕組みは独占的な権限を持った権力機構であるから、本質的に上意下達であり、権力者が情報を握り、情報がオープンにされない。外部からのチェックが働きにくく、組織そのものが自己の存在を主張し、時代の変化にも対応できなくなる。そして官内部の組織あるいは官と利益を享受する民との間にもたれあいの現象が発生し非効率になってくる。
このような現象に対応するべく、官から民へということで国鉄などこれまでに民営化が実現したりしているが、まだ一部にとどまっている。特に社会が変化していくときにもたれあいの構造を改めようとすると、既存の利権を擁護するグループの抵抗を招き、変革することへのブレーキになってくる。
今回の日本道路公団の官民癒着問題についても、独占禁止法という欧米のルールでもって判断しようということで進んでいる。良いものを取り入れ役に立てていくことは必要であるが、その意味を考えてみよう。官と民の関係において、わが国の場合、名実共に官が強くて民が従属しているように思う。ところが欧米では、実態はともかくも名目においてはあくまでも民が主であり、官は従となっている。官と民との関係というのは、集団における役割分担でもあり、組織と個人との関係を反映している。組織と個人の関係のあり方がそれぞれの時代を作り文化を生み出してきた。かっては国や組織がコントロールしていた情報を、私達はテレビやインターネットなどで入手が可能になった。それだけ国や組織からの自由度を高められることになる。組織に帰属することにより安心感や連帯感が得られるが、自由度を高めることはチャンスであると同時にリスクでもある。このような国際化情報化の時代を迎えて、わが国のあり方も大きく転換点を迎えているように思う。わが国が他の国と交流を深めていく上で、官と民のあり方について、変革を進めていくことが要求されているように思う。

終戦後、わが国の仕組みは、物質科学を客観的に正しいものとして受け入れ、戦前まで強調されて来た精神性を放棄し、官主導で物質的な利益を大きくすることを目指してきた。

そして戦後60年、わが国の経済は先進国の仲間入りをするほどに発展してきた。確かに私たちの生活は経済的には豊かになった。一方で、右肩上がりの経済を前提にしてきた国家財政が少子高齢化により経済成長が見込めず破綻の危機にあるなど、多くの構造的な問題を抱えることとなった。このような状況において、これまでのやり方の延長上に私達の幸せが有るだろうか。

私たちが波動あるいはサトルエネルギーという言葉で提起していることは、私達の生命活動において、これまでの物質の科学では未解明なエネルギーが存在し、そのエネルギーが私たちの生命の存在や精神性あるいは意識に深く関わっているということです。この波動の考え方は、これまでの物質的価値を絶対的なものとして、その価値の増大を追求する社会においては認められず、その結果これまでの社会では人間の精神性が見失われてきたのではないかと思う。私たちが波動あるいはサトルエネルギーへの理解を深め、世の中に広めていくことが、これまでの社会で見失われている精神性の回復に役立つでしょう。また、今後更に一層進展して行く国際化・情報化時代における公と民とのあり方など、わが国のこれからの社会のあり方についても、政治家や官僚に任せてしまうのではなく、私達個々人がはっきりした考え方を持つことが必要ではないでしょうか。どのように変わっていくにしろ、未来に向かって希望がなければなりません。私達がどのような生活を望み、どのような社会を構築したいのか。その論議において、波動あるいはサトルエネルギーを認識・活用し、私達の生命をより一層輝かすことができるような社会の実現を目指すことが大切と考えます。

                  以上

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